元看護師が患者になって知ったこと30選-⑦

⑦質問する勇気が必要

病院では、診察や治療についてたくさんの説明があります。

そして最後に、

「何か質問はありますか?」

と聞かれることがありますよね。

看護師として働いていた頃は、この時間は患者さんにとってとても大切な時間だと思っていました。

分からないことや不安なことがあれば、遠慮せずに聞いてほしい。
そんなふうに思っていました。

でも、自分が患者になってみると……。

質問するって、意外と難しいんです。

診察室では緊張してしまって、聞きたいことがあったはずなのに頭が真っ白になる。

先生の説明を聞いているうちに、

「これはどういう意味なんだろう?」

と思うことがあっても、その場では聞けない。

そして診察室を出てから、

「あっ、あれ聞くの忘れた……」

と思い出す。

そんなことを私も何度も経験しました。

そして、私の場合はもう一つ理由がありました。

「看護師なのに、そんなことも知らないの?って思われたら嫌だな……」

そんな気持ちがあったんです。

看護師として働いていたからこそ、知っていると思われるのではないか。
専門職なのだから、こんなことを質問したら恥ずかしいのではないか。

そんな思いが、自分の中にありました。

でも、患者になって初めて分かりました。

看護師であっても、患者になれば分からないことや不安なことがある。

病気になったとき、今まで知っていた知識だけではなく、自分自身の治療について知りたいことがたくさん出てきます。

だから今は、診察前に聞きたいことをメモしてから病院へ行くようにしています。

「こんなこと聞いていいのかな?」

と思うことでも、できるだけ書き出しておく。

診察室で緊張して忘れてしまっても、メモを見れば思い出せます。

質問することは、わがままでも、恥ずかしいことでもありません。

自分の体のことだからこそ、納得して治療を受けるために聞くことは大切なんだ。

患者になって、私はそう感じるようになりました。

もし今、診察で聞きたいことがあるけれど「こんなこと聞いていいのかな?」と迷っている方がいたら、ぜひ一度メモに書いてみてください。

質問する勇気は、自分自身を守るための一歩なのかもしれません。

🌸皆さんは、診察前に聞きたいことをメモしていますか?


最後まで読んでいただき、ありがとうございます😊

このシリーズでは、元看護師として、そして乳がんステージ4の患者として経験したことや人生の再出発の中で学んだことを、私自身の言葉で綴っています。

同じように悩んでいる方や、一歩踏み出そうとしている方の心に少しでも届いたら嬉しいです💛

また次回の「おかんの学び」でお会いしましょう🌸


【元看護師が患者になって知ったこと30選】

前の記事へ
▶次の記事へ
🌸シリーズ一覧へ

タイトルとURLをコピーしました