元看護師が患者になって知ったこと30選-①

①「不安は知識だけでは消えない」

看護師として働いていた頃、私は「病気について正しい知識があれば、不安は少し軽くなる」と思っていました。

もちろん、病気を知ることはとても大切です。
知らないことで必要以上に怖くなってしまうこともありますし、正しい知識は治療を受けるうえで大きな支えになります。

でも、自分自身が患者になって初めて気づいたことがありました。

知識があっても、不安は消えない。

検査結果を待つ時間。
治療方針が決まるまでの日々。
診察の日が近づくたびに落ち着かなくなる気持ち。
そして、夜になると「これから先、私はどうなるんだろう」と考えてしまう時間。

患者になった私は、看護師だった頃とはまったく違う景色を見ていました。

むしろ知識があるからこそ、「もし転移していたら…」「この数値にはこんな意味があるかもしれない」と、いろいろな可能性を考えすぎてしまうこともありました。

頭では「今はまだ分からない」と理解していても、心はなかなかついてきません。

不安は、知識だけでなくなるものではありませんでした。

だからこそ私は、不安を無理に消そうとするのではなく、「抱えながら過ごす方法」を少しずつ見つけるようになりました。

家族や信頼できる人に話を聞いてもらう。
ノートに今の気持ちを書き出してみる。
好きな音楽を聴いたり、温かい飲み物を飲んでほっと一息ついたりする。

そんな小さなことでも、心が少し軽くなる日があります。

もし今、不安を抱えている方がいたら、一人で頑張りすぎないでください。

不安になるのは、それだけ真剣に病気と向き合っている証拠です。

あなたの気持ちは決して弱いわけではありません。

🌸あなたは、不安な時、どのように気持ちを整えていますか?


最後まで読んでいただき、ありがとうございます😊

このシリーズでは、元看護師として、そして乳がんステージ4の患者として経験したことや人生の再出発の中で学んだことを、私自身の言葉で綴っています。

同じように悩んでいる方や、一歩踏み出そうとしている方の心に少しでも届いたら嬉しいです💛

また次回の「おかんの学び」でお会いしましょう🌸


【元看護師が患者になって知ったこと30選】

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